我故郷、山添村の縄文遺跡

我、故郷の山添村の歴史は大変古く、さかのぼれば縄文時代の遺跡が点在する。
その一つが大川遺跡、今はカントリーパーク大川といってキャンプ場になってるらしい。
近くにいるのに初めて行きました。この場所中国・香港合作映画(マンハント)で、福山雅治さんがロケで使われた場所なんです。(ビックリ)

竪穴式住居などの展示物があり、バーベキューの出来る所もあります。

ひさしぶりに火おこしをさせてもらいました。流石にライターは使いましたが、無事に火がついてよかったです。
夜にはキャンプファイアーもさせていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

是非、一度訪れて見てください。

黄綬褒章受賞パーティーに行ってきました。

先日、黄綬褒章受賞パーティーに出席してきました。素晴らしい場にお招きいただき、大変有難いことです。この賞は、長年その道の第一線で活躍されてきた方が、頂ける賞です。

この方は、三重県四日市市で左官一筋40年、数々の競技会で優勝、日本の左官文化を海外にまで広めようと、尽力された左官のスペシャリストの松木憲司さんです。
左官の技能伝承・後継者育成のためにも大変尽力されている方です。この様な方が、賞を頂かれたことに、大変喜びを感じます。本当におめでとうございます。

西大寺五輪塔と春日大社の石燈籠を見学してきました。

久しぶりに、西大寺叡尊五輪塔を見てきました。
何度見ても、やっぱり美しい!(^^)/

鎌倉時代に作られた五輪塔。日本で一番美しいと言われています。約800年間、これだけ綺麗に残っているのは本当にすごい事だと思います。

昔の石職人は、本当に凄い腕を持っていたことが分かります。これを、機械もなしに手作業だけで作ったとはとても思えない出来栄えです。ゆくゆくは、これ以上の五輪塔が自分の手で作れるようになれるよう精進したいと思っています。

西大寺のあと、春日大社にも見学に行きました。前に行った時よりもかなり綺麗になっていました。

神の使いの鹿さんにお迎えをうけました。

傷んだ石燈籠の火袋の修理が、岡崎の石でされていました。古い燈籠は、全て手加工でされていますが、この火袋を見ても分かる人には分かりますが、機械加工で作られた火袋になっています。特に分かりやすいのが、火袋の内側の筋のついた部分です。エアーツールで石に筋を付けたのが分かります。人が手で打つと、筋が斜めにつきます。これはエアーツールで加工しているので真っ直ぐ筋がついているところで判別できます。

最近建てられている石燈籠です。茨城の石と岡崎の石で作られていました。なぜ同じ石でないのかが、少し疑問に残りました。同じ石燈籠でも、細部の加工した所が職人によって少し違うところが、見るとおもしろかったです。ぜひ行かれた際にはこういう所も見て頂けたらと思います。

時間をかけて、ゆっくりと見学にまた来たいなと思いました。

新横浜で石屋さんの勉強会に行ってきました。

昨日から、新横浜で石屋さんの勉強会に参加してきました。

昨年から参加させて頂き、今回2年目になります。

これから何を試みて、どの様に店を変えて行くか、順番に発表し、だいたい5時間意見交換をし、さらにそれを持ち帰り、参考にして変化・改善を繰り返していきます。

ひたすら変化!変化!はぁ~しんど。疲れました。

皆さんの努力を学ばせて頂いて、良い刺激をもらいました。夜は同志とのお酒の場で、これからの石材業界について熱く語り合いました。

朝、新幹線ホームから見える横浜の風景。

名古屋で遭遇!いったいこれはなんでしょう?

答えは

しまかぜでした。乗ってみたいですね~。

神・仏はおられる?

父がなくなって10年。家業を何とか続けてこれました。

今年で百十数年。100年以上続けているということは、100年間の中には色々な時代があったという事です。

今は、石材業界には大変厳しい風が吹いています。葬送・先祖祭祀の方法が変わり、散骨・樹木葬・宇宙葬・永代供養と石を扱う場がほとんどなくなってきました。

石を扱う職人としましては、石を使わなくとなると、生きていけません。

しかし、そんな中でも、谷本石材を選んで訪れて来て下さるお客様がいてくださいます。お電話を下さる客様がいてくださいます。谷本石材は、営業力の乏しい会社です。私たちの方から、ご訪問させて頂く事はほとんどありません。

沢山ある石屋さんの中から、谷本石材を選択して下さることは、本当に有難いと心から思っています。

私は、ご先祖様が見守り、助けてくれている。神・仏となり、助けてくれているのだと感謝しています。

子孫である私の苦悩を読み取り、楽はさせてくれませんが(笑)生きていける様に導いてくれていると思っています。だから、色々な方と出会い、御縁を頂き、楽しく石屋が出来ているのだと思います。

全ての考え方は、感謝だと思います。世の中に、不平・不満は誰にでもあります。しかし、今ある事に感謝することが一番大切であると思います。

全てのスタートは感謝から。私はこれからも石屋をしていきます。出来れば息子にも継いでもらいたいです。その為にも真摯に石と向き合います。  合掌

石工職人の危機!!

数日前に悲しい知らせが入ってきました。

良く知っている加工石屋さんが8月のお盆までで、工場を閉められたという話でした。
親子で事業をされていた石屋さんで、志も高く、熱心に勉強もされて、知識と技術を磨かれていました。

息子さんもまだ若く、30代です。だから余計に次を考えられたのだろうか・・・・・。

急激に冷え込んだ石材業界。埋葬の在り方・祀り方が著しく変化してきました。家族の在り方、教育、先祖祭祀、時代の変化の中で本当に石屋は必要ないのだろうか?

石を切り出し、石を加工する。石を知る職人だから細かいところまで行き届いた説明も出来る。

石を触る事もなく、販売だけの石材店も世の中にはたくさんあり、現在ではその様な形の石材店の方が強い。石を加工する代わりに、次の手を考えられる。

職人はそういうわけにはいかない。ほとんどの時間をこつこつと石と向き合い、加工することに時間を費やす。たしかに変化は遅い。

しかし、私はどちらの石屋の形を見ていますが、石を扱うものとして、守らなくてはならない物づくりの精神と、技術が、そこにあると思います。

今回、辞められた石屋さんも苦渋の決断だったと思います。私も自分の事の様に、辛く、悲しく、厳しく感じます。

昔の当たり前は、今の当たり前ではない。戦前・戦後のほとんどの石屋は、ノミとせっとうで石をはつって、キン!キン!キン!と小刻みにリズムの良い石を叩く音がしていたと思います。今はそんな石屋はほとんどありません。私が知っている限り、技術を持った石屋の方が減っているように思います。

人を認め、仕事(作品)を認め、それを残す。そうして職人は生きてこれました。その人の生き方、考え方、技能、作品は、この世の中の日本には不要なのか。認められないのか。その地域で、何十年・何百年培ってこられた技能・技術の伝承先がまた一つ消えてしまいました。

きっと世の中の人には知られる事もないでしょうが、それがまた悲しく思います。

決断された石屋さんご家族の、新しい明るい未来を心から願って。  合掌

谷本石材 谷本雅一 国際フォーラムへ行くの巻

8/8・9・10と東京国際フォーラムにて、匠の技の祭典がありました。

そこで、全国石材技能士会からの要請で、技能グランプリメダリストという事で加工実演をさせて頂くことになりました。

地元の東京の2人の職人仲間と三重県名張市から私。
地方からは私だけ呼んでいいただき、感謝・感謝です。

造るもの(彫るもの)は、前日まで東京五輪のロゴマークを手彫りしてほしいとの事でしたが、急遽東京都の判断で出来なくなりました。
突然の変更に、前日からバタバタ!!3人で何を造ろうか?と予期せぬ変更に戸惑いました。
3人で話し合い、2020年東京五輪にちなんで五輪塔を彫る事にして、東京五輪塔と文字を彫ろう!と決め、加工しだしました。

3日間、交代で加工して少しずつ進めました。五輪塔部分は順調でしたが、文字でつまづきました。

綺麗な文字を誰が描くのか・・・(笑)

結局、3人の中で綺麗な文字を掛ける人間はいないとという結論になり、都の職員さんに頼むことになりました(笑)

その時は引き受けて頂けたのですが、「やっぱり東京五輪とつくのは・・・・」と言われてしまい、字を彫る事は断念をせざるを得なくなりました。色々と規制と言うか、難しいですね。

なので、五輪塔だけを彫って完成。ゆくゆくはご戒名などを彫れる様に額だけ作って残しました。

3日間、多くの来場者があり、何度も見に来て下さる方もおられ、少しずつの変化を楽しんで頂けたのではないかと思っています。
「かけたら終わりやね・・・。」他の業者の方も見に来て下さり、「石屋さんは大変やね・・・。失敗できない。」と言われていました。

分かってくれますか!?地味~で失敗の許されない仕事。そら職人も減るよね~。

一般の方には、今ではほとんど目にすることのない石工の仕事風景。この技術を次世代に伝承させていく事は、私達の使命だと思いますが、なかなか困難な道が続きます。皆様、どうか応援よろしくお願いいたします!

丸川珠代国会議員と一緒に写真を撮って頂きました。ありがとうございます。

トヨタ2000GT!!かっこいい。憧れます。

みえ県展 結果

少し前の事になりますが、今年もみえ県展に現代彫刻を出展していました。

今年で5回目の挑戦で、昨年は有難いことに「優秀賞」を頂きました。

さてさて今年の結果は・・・・・・

 

 

 

見えました?右下に結果が貼ってあります。

結果は、今年も「優秀賞」を頂きました。

今は谷本石材のお店に展示してあります。

なかなか頂点は難しいですね。これからも挑戦あるのみです。

その「墓じまい」本当にいいの?

最近、「墓じまい」と言う言葉を良く耳にします。谷本石材では、それほど依頼はありませんが、他の石材店では建墓するお墓の1.5倍~2倍近くのお墓を解体撤去処分しているらしい。「そんなに!!」とびっくりしました。メディアではよく目にしますが、実際そこまでとは思っていませんでした。

なぜ「墓じまい」になるのでしょうか?

それぞれ様々な状況があるので、理由も様々ではあると思いますが、いまいち私には理解できない事が沢山あります。
・子供たちに迷惑(負担)をかける。
・管理が出来ない。
・お金が掛かる。
などなど、たしかに何もしないよりかはお金はかかるし、子孫に対しても負担もかかります。それは事実です。

しかし、私達人間は数万年も昔から、亡き人を弔ってきたこともまた事実なのです。
なぜ、人間は今日までお墓を祀ってきたのでしょうか?

私が思うには、感謝の心の表したものが「お墓」だと思っています。

私の祖父は戦争に行き、船に乗っていたところを魚雷で撃たれ沈没し、海に放り出られ、浮いている物にしがみついて過ごしたと聞きました。力尽きたものは海に沈み、サメの餌食にもなったと、幼いころ聞きました。戦争の前線では食べ物もろくになく、大変な思いをして飢えを凌いだと聞きました。私には味わったことのない恐怖と、過酷な毎日です。

そのころの時代と比べてみると、今の時代は天国です。雨・風をしのげ、電気が点り、3度の食事がある。そして、世の中には娯楽があふれています。

2世代前の日本の厳しさと今は違います。しかし、2世代前は先祖祭祀を時間・手間等でやめた人がいたでしょうか?

家を繫げる事、残す事、それが当たり前。そして先祖祭祀も当たり前。祖父・祖母・父・母一人でも欠けると今の私達は存在しません。それを少しでも感じてほしい。

だからといって、高価なお墓は必要ありません。今の自分が出来る限りで十分だと思います。お守り・お祀りする「心」が大切です。

今の不幸を感じるより、今の幸せを感じ、自分たちの一番身近な神・仏であるご先祖様に感謝する。それがお墓です。お墓はただのお骨の収納場所ではありません。

お墓とはご先祖様と、近況や悩み、不安な事や嬉しかった事など様々な事を語らう場です。そして、子孫の道徳教育の場です。

小さいころからお墓参りやお墓の掃除を一緒にしていると、子ども達は自然とお墓を守る、祀るという事を認識します。そうすれば、お墓があって当たり前になります。自分たちのご先祖様を身近に感じ、自分は1人ではないと感じれます。困ったときや嬉しい事があった時に、お墓へ足を運ぶようになります。うちの子どもたちも、定期的にお墓参りやお墓掃除を一緒にしています。今はまだ幼いので喜んで一緒に行きます。幼い事から一緒に行くという事が大事だと思います。

自分たちの生活の中に自然とお墓がある様になります。

形のあるものを片付けてなくすという事は簡単に出来てしまいます。しかし、そのお墓を作られた時の想いや願いを今一度考えて頂きたい。そして未来(子孫)に期待を持って頂きたい。未来への宿題も渡して頂きたいと思います。そして活力のある家づくりをして頂きたいと思います。

お墓に携わっている石屋として想い、願います。

現代彫刻に挑戦中です

今年もみえ県展に向けて、現代彫刻に挑戦しています。

この原石を加工して、新たな作品に生まれかわります。
40年ほど石置場で眠っていた石です。
作業は大変ですが非常に楽しいです!

完成が楽しみです。

5/19(土)~6/3(日)の間に、三重県文化会館でみえ県展が開催されます。
ご興味のある方は是非見に行ってください。