毎日暑いですね。

梅雨が終わり、気が付くと蝉の声が聞こえて来て、夏本番が来た!!と言う感じですね。

体調管理が大切な季節です。
夏バテ予防に気を付けたいところですね。

主婦にとって夏は、いつも以上にキッチンに立ちたくなります。
暑い中、火を使うのは本当に苦行です。
少しでも火を使わなくてよいメニューはないかと毎日頭を悩ませております。

そんなことを言うと、毎日直射日光を浴びながら作業をしている社長に怒られるのでブログで少し呟いてみました。
でも暑いものは暑い!!

仕事とは全く関係のない内容でした。失礼いたしました。

暑い毎日ですが、皆様お体ご自愛ください。

日本一の職人を決める技能グランプリの審査員をしてきました。

2/19~2/22まで、愛知国際展示場にて、職人の日本一を決める、2年に一度の技能グランプリが開催されました。

昨年のコロナの影響で開催が危ぶまれていましたが、なんとか開催できました。

しかし参加選手は少なくなり、石工職種でも24人から13人へと辞退者がありました。こればかりはしかたがない事です。
13名の参加者の方々は、日々の努力を形にするため、精一杯力を出し切り大会に向き合われていたと思います。

いつも選手の皆様の熱意には頭が下がります。私も3回目の審査員ですが、選手に安心して頂けるようにジャッジをするように心がけています。

大会は2日間に分けて合計8時間を終えていざ審査。3班に分かれて寸法から出来栄えまでをチェック。あらを探しているようで心苦しい時ではありますが、順位を付けるのが審査員の役目なので、厳しい目で作品と向き合いました。

そして今回は私の修行先(岡崎)の大先輩である栃木県の鈴木さんが優勝。
誠におめでとうございます!!

おしまない努力の成果がより良い作品を作りだす。

そんな職人道を皆様とこれからも切磋琢磨していきたい。
人間を磨いてこその職人技。

良い環境で後世に受け継いで頂けるようになればいいな~と思います。

選手の皆様。本当にお疲れ様でした!!

第2の故郷。修行先 愛知県岡崎市へ行ってきました。

愛知県岡崎市に行くのはかなり久しぶりである。

岡崎市には、依頼してあった石を引き取りに行かせてもらった。

岡崎市は石の町、石屋が数百軒も立ち並ぶ街である。

私はこの町で、19歳から22歳までの青春時代を過ごした。第2の故郷である。

2軒の石屋さんに依頼してあったが、岡崎市も広い。2軒の移動に30~40分かかる。どちらの石屋さんも有名で、私の2つ上の先輩方である。

1軒目は石嶽石材工業さん。2軒目は磯貝彫刻さんである。

2軒ともすごく頑張っておられる石屋さんだが、どちらも現状は厳しいという話を聞かせもらった。全国的に石材業界は厳しいと聞いているが、時代なのか、コロナなのか、石だからなのか?

しかし2社とも熱い石屋さんである。未来に向かって、共に頑張る事を誓って岡崎を後にした。こうやって、熱い方達と会話させて頂くと元気をもらえるので有難いと思っている。

技能グランプリに出場する後輩の激励に行ってきました。

コロナ禍で大変な中、第31回の技能グランプリが2月中旬に開催される。この大会は、国家検定1級を所持し、熟練技能士の日本一を競う大会で、2年に1回開催される。

私も過去4回出場し、25・26・27回大会と1点差の銀。28回大会で念願の金をとって、晴れて日本一の栄光を頂いた。

今年開催される第31回大会に出場する、愛知県東海市の小島石材店の森岡君に会いに行ってきた。彼も次の大会で3度目のチャレンジになる。29回大会敢闘賞・30回大会銅賞と着実に上がってきており、今年こそは!といきこんでいる。


突然訪問させて頂いたので、とても驚かせてしまい、何度も私の顔を見返していた。少し申し訳なく思っている(笑)
彼の貴重な練習時時間を奪い、グランプリの事・現在の事・未来の事などの話をして帰ってきた。

彼は真面目で練習も良くする。だからきっと良い結果が付いてくるだろう。

私は大会の審査員として参加させて頂く。大会が楽しみだ。

三重県名張市丈六寺五輪塔(名張市有形文化財)修復させて頂きます。

三重県名張市赤目町の丈六寺にある五輪塔(名張市で一番古い1291年の年号があり)の修復をさせて頂く事になりました。

前から見ると綺麗に見えますが裏から見るとがっつり欠けています。
これらの損傷は天正伊賀の乱で信長の焼き討ちにあい、焼けてひび割れが生じ、それが経年劣化により剥がれ落ちて今に至ります。


さらしで巻いて、石を保護して

工場へ持ち帰り、これから修復していきます。
この五輪塔は、鎌倉時代に作られたもので、元々の風合いを守る為、機械に頼らず鉄ノミなど当時と同じ手作業の工具で、石を補填して修復いたします。

後世へと残る大切な手仕事を任せて頂き、心から感謝いたします。がんばります。

令和の職人が恥のないよう、丁寧に美しく修復させて頂きたいと思います。

名張東山霊園 お墓の修復させて頂いています。工場の見学大歓迎です。

崩落した東山霊園のお墓が全て引き上げられ、修復のご依頼を頂いています。

お墓の修復や加工しているところって中々目にする機会はないと思うので、出来るだけ詳しくお伝えしていきたいと思います。

今回の修復させて頂いているお墓は正面字の左上の部分が大きく損傷していました。
まず元の石から拓本を取ります。

損傷した部分を直す為、最小限に正面字の部分を全て切り落としました。
今回は1.5㎝程切り落としました。欠けの状態によって切り落とす厚みが変わります。

 

角の所の欠けが残っているので、R加工をします。
R加工をするときに必要な道具はこちら。

左から順番に4つの電動工具を使って加工します。

①②を使って欠けている部分がなくなるまで、4面R加工しました。

③④を使ってR面が滑らかになる様に加工しました。

R加工が終わったので、ここからハンドポリッシャーでツヤを出していきます。
当たっている場所が分かる様に、赤いチョークを塗りました。

これがハンドポリッシャーの研磨盤です。
9工程あります。
筒状のものは、カーブの所を研磨する道具です。

これでツヤが出ました。

石の加工は、ツヤを出すまでに何段階もの研磨の番手を変えて工程を踏んで、やっと綺麗なツヤが出ます。

最後に正面を再研磨します。その後最初に取っていた拓本をもとに、これまでお祀りされていたなじみのある正面文字をそのまま彫ります。

これで、大きな欠けも綺麗に修復することが出来ました。
工場へお客様にお越しいただき、一つひとつ丁寧にご説明させて頂き、修復させて頂いています。
加工途中を見に来てくださるお客様もおられます。
工場への見学大歓迎です。

今回の崩落で、石もお客様の心も大変傷ついてしまいました。
弊社の技術で、少しでも心穏やかに、これからの先祖祭祀を続けて行かれることをお手伝いできれば幸いです。

名張市東山霊園お墓の修復 切削機を使って石を削り落としています。

切削機(オフカットマシーン)で石を一定に削り落としています。
崩落で損傷した下台の加工をしています。

機械を斜めにして作業中。
大きく石を切ったらこの作業はしなくていいのですが、少しでも石を大きく残す為に削っています。

石を切る機械の刃の厚みは5㎜ほどあります。5㎜の厚みだから端から5㎜の石を切れるかと言ったら切れません。
刃が逃げて、真っ直ぐ切れないのです。

なので、時間はかかりますがこの様な作業をしています。

割肌の地上納骨室を作りました。お施主様の工場見学大歓迎です。

先日からブログで載せていた、原石から加工していた納骨室が完成しました。

原石の加工(谷本石材ブログ)


香炉


ローソク立て


石製のピン

見える所に金具などは使用したくないとのご要望があったので、全て石で出来ています。

今回のご依頼はお墓のリフォームです。
納骨室にお水が貯まっているのをお施主様のお母様が見られて、「おじいちゃんがかわいそう・・・。私もここには入りたくない」と仰られたことから計画が始まりました。

地上納骨にすることによって、納骨室にお水が貯まる事を防げます。

工場に見学に来てくださったお施主様は、「かっこいい!!不謹慎かもしれませんが、早く私もここに入りたいです!」と言われていました。
現世で長い間、ご先祖様をお祀りして頂ければと思います。

喜んで頂けるのは本当にありがたいです。

こだわりのあるお墓づくり大歓迎です。

山の中にあるお墓を綺麗にしました。

昔からあるお墓は山の中にある事が多く、今回の現場も山の深い所でした。

湿度も高く、苔むして来たり木の葉が落ちてきたりと自然の中ではどうしても汚れもついてしまいます。

しかし、綺麗に磨いてあげるとツヤが取り戻せるのが石の良さです。

土のままだと、泥が跳ねて石が汚れるので、玉石を蒔く事で防ぐことが出来ます。

玉石も入れ替えてとても綺麗になり、お施主様も大変喜んでくださいました。

お寺様のご依頼で、本堂内で使う石の仏具(ローソク立て)を作成しました。

お寺様ご要望で、本堂に置くローソク立てを作成いたしました。
木や鉄で作られた仏具は多いですが、石で作られた仏具はご住職曰く見たことが無いため、作れますか?とお話を頂き、作成させて頂く事になりました。

インドの石を切って、磨いて、穴を開けて作りました。
手動研磨機とハンドポリッシャーのツヤの出方は違うので、同じようにツヤを出すのは大変難しいです。手動研磨機は圧力のかけ方を調節できますが、ハンドポリッシャーは自分の手の感覚で均等に平らにあてていくので均等にツヤを出すのが難しく、一回ずつツヤの確認をしながら作業を進めていく為、非常に時間がかかります。
白い石より黒い石の方が磨くのが難しいです。雲泥の差です。
50㎝×36㎝×12㎝サイズのローソク立てが出来ました。
製作時間は約3日。思っていたよりも時間がかかってしまいました。

ご住職にお届けしたら大変喜んでくだり、ほっとしました。
いつもありがとうございます。

石の可能性や魅力を知ってもらいたいと思っているので、色々な事にチャレンジしたいと思っています。
何か形にしてみたいもがございましたら、お気軽にお声掛け下さい。宜しくお願い致します。