谷本石材ブログ

又兵衛桜を見てきました。

昨日、奈良県にある又兵衛桜を見てきました。

想像以上で感動しました。


近年、満開の時期に桜を見に行けることがなく、車で走りながらわぁ~と思っていただけだったのですが、今年は休みとお天気と満開がぴったりとタイミングが合って、ゆっくり見ることが出来ました。

沢山の方が、平日にもかかわらず良いカメラを持って見に来られていました。私は携帯でパシャパシャ(笑)

本当に綺麗でした。

駐車場代に500円と、桜の近くまで行く場合は1人100円(子どもは無料)必要ですが、ぜひ近くまで行ってみてほしいと思います。

段々畑に水仙も綺麗に咲いていて、最高でした!

また桜が散るのもこれから綺麗だろうなと思います。今週中が見ごろだと思います。

名張東山霊園 崩落

10/21~10/22にかけて来た、台風21号の影響で、名張市の東山霊園が広範囲にわたって崩落しました。場所は1期の所で、は区ほ区の場所。台風が来るまでの1週間ほど、毎日雨が続いていました。

 

何度も警報のアラームが携帯に来ており、今までと様子が違うなと思っていましたが、雨の音が強いなと思っていたくらいで、まさか東山霊園がここまでの被害に遭うとは思ってもいませんでした。

沢山の方々の、様々な想いが込められた大切なお墓がこの様な状況になり、現場を実際に見ていても中々受け止められず、どこか現実ではないような感じです。

お施主様のお気持ちを想像すると、とても一言では言い表せません。私達も、お墓が完成するまでたくさんの想いや、お気持ち、沢山のお話をお施主様と共にさせて頂きながら、建墓させ頂いています。私達の想いも込められています。現状を目の当たりにすると、様々な想いが込み上げてきます。

現在の段階では、まだ現場に入ることが出来ずとてももどかしいです。今週末も台風が近づいています。これ以上の被害が広がらない事を願うばかりです。そして、今、谷本石材に出来る事を精一杯していこうと思います。

 

夏が戻ってきた!?

先日まで、とうとう長袖を出してこないとダメか・・・・と思っていてのですが、ここ数日、暑い!!毎日扇風機回して事務所でお仕事です。

現場も、涼しくなってきてやりやすい季節になったと思っていたのですが、まだまだ暑い中の作業ですね・・・。お疲れ様です!

スーパーに行くと、ぶどうに梨に柿に栗、秋の味覚がいっぱい並んでいて、どれも食べたい!と食欲の秋まっしぐらです。

あっ!でもやっぱり国産松茸はあまり見かけないような気がします。収穫はこれから?それとも減っちゃった?見つけられても、なかなか手の出せる物ではありませんが(笑)

秋と言えば運動会!我が家の子ども達の運動会は春にあったので、秋にないのがやっぱりさみしいですね。

秋の味覚をお弁当に詰めて、子ども達の頑張っている姿を見るのがやっぱり良かったです。春は(5月下旬)案外この時期果物が無くて、よくよく見るとアメリカンチェリーと、キウイと、オレンジなど、外国の果物ばかりでした。涼しくていい面もあるのですが、やっぱり運動会は秋のイメージが強いので、秋がいいな~と思います。

食べる話ばかりですが、息子にも身長を抜かれてしまいましたが(嫁です)、体重は勝っているので←、おいしものを見ないように、食べないように気を付けたいと思います(笑)スポーツの秋になるようがんばりまーす。

お墓の文字の作成・石に刻むイラスト赤ちゃんの手形・足型

お墓や霊標、又は法名碑に刻む文字。

この仕事をするようになって、文字の種類の多さに驚きました。今まで当たり前に使っていた文字とは全く違う見たこともない、もちろん読み方も分からない等色々な文字に出会います。

今日は草かんむりの「藤」のもじを少し加工をしました。いつも見ている藤の字は

行書の為、くせはありますが、草かんむりは3画で横はまっすぐですよね。お客様の藤は

この様に、草かんむりが離れていて、4画になります。御年配の方や、お寺様がつかわれる文字など、旧字と言われる珍しい文字も良く出てきます。

小さい点を動かしながら文字を調整していきます。文字も好みが出るので、もう少しこの部分は細く、又は太くとか、お客様に確認しながら作成します。自分で出てきた文字を見て、バランスがおかしいと感じたらその都度加工していきます。

自分の字で、シャシャシャーっと達筆に書けたら一番気持ちがいいだろうなと常に思います。お習字習い直したい・・・。

お客様の直筆で、文字を作る事も出来るので、臨機応変に対応しています。

イラストや、お子様が描いたものなど、様々な物を刻むことが出来ます。小さい子が書く文字や絵はとっても特徴的でかわいいですよね。鏡文字なんかもとってもかわいいです。

お墓だけでなく、石のプレートなどに刻んでも、素敵な思い出の品になりますね。プレゼントなどにしても喜ばれると思います。

赤ちゃんの頃の手形なども刻めます。生まれたばかりの赤ちゃんの手形はとても貴重ですよね。

今日の工事

昨日と今日と、あいにくの雨が続き、現場が遅れるっ!!と少しあせっていましたが、昼前から雨も落ち着き、よしっ!!現場へ行ける!!と奈良県橿原市まで、行ってきました。香久山霊園でも多くのお客様にご依頼いただいており、建立させて頂いております。

こちらの香久山霊園は、巻石はすでにあるので、お墓と霊標の工事になります。

今日は、芝台までの工事です。芝台も開いてこないように、金具で止めています。谷本石材では、一日で全てを完成させるような工事は行っておりません。日を分けて、順番に丁寧に工事をしています。

この間まで、暑くて現場も本当に大変でしたが、一気に涼しくなり、現場もやりやすくなってきました。少しでも長く、今のような気候が続いてくれたらと願うばかりです。暑い日も、寒い日も、毎日外で頑張ってくれている現場班に感謝です。

字彫作業と傾き直し作業

以前建てさせていただいた夫婦墓です。今回はお母様がお亡くなりになられ、御子息様が字彫のご依頼を下さいました。

建てさせてただいてから18年近くなり、埋め墓なのでどうしても傾いてきてしまします。今回、傾き直しの作業もさせてただきました。

代々のお墓(○○家之墓)が多い中、今も夫婦ずつのお墓。少なくなってきているお墓の祀り方ではありますが、大変丁寧な祀り方です。ご両親に感謝して、御子息様が建てられています。お墓は感謝の象徴ですね。

石屋の光景 石を切断中

谷本石材は、大小合わせて4つの切断機があります。これは一番大きな切断機です。1番大きな切断機では、高さ100㎝くらいまでの大きさの石を切ることが出来ます。

石屋さんなので、当たり前に思ってしまうような光景ですが、この機械、実はもう販売していないのです。なぜかというと、全国的に石屋が石売り屋さんに、時代とともに変化し、石を自社加工できる石屋さんが極端に減ってしまいました。そうなると、道具は売れない機械メーカーさんも生きていけないですよね・・・。全てのメーカーが廃業、かろうじてメンテナンスだけしてくれているのが現状です。

機械がなくなると非常に困ります。しかしメンテナンスも高い!本事業の道具が売れなくなると、そんなところにしわよせがくる。増々頼みづらい。深刻な問題。今は何とかなっていますが、この光景がいつまでみられるか、ある意味貴重な石を切る光景という感じです。そうはなりたくないですが、時代には逆らえません。一般の方が思っておられる石屋の当たり前とは、今はもう違うのかもしれません。

石屋の誰しもが作って売れるわけではなく、もちろん作れるわけでもない。店頭に並んでいるほとんどの商品は、自社で作っている訳ではないということです。そんな時代です。さみしいですね。

私は出来る限り、本来の石屋(石工)を続けます。(業界の変わり者?←よく言われます。自分ではあまり自覚ないですが、最近少しそういわれることがなんとなく理解出来てきた感じです。)

石は水を吸う

こんにちは。谷本石材嫁です。こちらのブログをご覧いただきありがとうございます。

石がお水を吸うって、皆さんご存知ですか?

私まったく知らなかったんです。

祖父母のお墓参りに何度も行ったことはあったのですが、周りまで見ていなかったのでしょうね。

主人に目で見てわかると言われびっくり!

見てみると本当にしっかり吸っていました。

仏石(一番上の長細い石)の下の方で弧を描いたように色が変わっているのが分かりますか?

赤で線を引いてみましたが、あれ?あんまり分かりやすくなっていないですね(^▽^;)

上手く出来なくてごめんなさい。

二段目3段目の石も同じく吸っているのが分かります。

こちら、お店の展示場にある石なのですが、どんなにお天気の日が続いていても常にこの状態。

ということは、ずっと石がお水を含んでいるってことです。

寒くなると、このままお水が凍ってしまって膨張し、亀裂や表面のざらつき等、風化に繋がってしまいます。

さっきの石の隣に、同じ環境・同じ年月建っている石がありますが、隣にある石は全くお水をすっていません。

何が違うのか・・・。石種ですよね。

さわってみても分かります。左の石はツルツルですが、右の石はザラザラしています。

こんなにお天気のいい日でもお水を含んでいます。最近雨は降っていないんですけどね・・・。

この様に、石によってお水の吸いやすい石と、吸いにくいが石があるというです。

石を選ぶときの要素として、知っておくといいですね。

ブログ始めました!

この度、谷本石材ブログを始めることになりました。

社長ブログとともに、日々を綴っていきたいと思います。

石屋さんって、普段あまり身近な存在ではないと思います。
私自身(谷本石材嫁です。)こちらへ嫁ぐまで、全く身近ではなかったので主人から話を聞いて、びっくりすることが沢山ありました。

そんな、普段感じる事のない石の世界、石屋の世界をお伝えできたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。