石造物の宝庫 滋賀
先日、滋賀県のお客様の所へお邪魔させて頂き、一緒に石造物を見に連れて行っていただきました。
石造物が大好きなお客様で近くのお寺をご案内下さり、宝筐印塔と石燈籠を見せてもらいました。
さすが滋賀県。良いものがたくさんあり、すごく見ごたえがありました。あっちにもこっちにも良いものがあって、見ていて飽きないです。
奈良・京都・滋賀等、少し足を延ばせばいいものが見れる場所に住んでいることは、私にとって非常に有難いです。見るたびに勉強ができ、刺激を受けます。先人に負けない美しい石造物を作り、世に出していきたいなと改めて思いました。
名張から1時間ほどで行けるので、また見に行きたいなと思います。
奈良県奈良市春日大社石燈籠 傾き直し作業
三重県名張市谷本石材です。
奈良県奈良市にある春日大社でお仕事をさせていただきました。
今回ご依頼いただいたお仕事は、木の根などで押されて傾いてきた石燈籠の傾き直しのお仕事です。
由緒ある春日大社で初めての仕事に緊張します。
昔の石燈籠は、写真の様にホゾが深く加工されています。
火袋の部分は木で出来ているため、新しいものと交換いたしました。
多くの参拝客の方や、お鹿さんに見守られながら、緊張感の中何とか無事作業を終えることが出来ました。
綺麗になったと大変喜んでいただきました。
知り合いの方を通じて今回呼んで頂きました。御縁に心から感謝です。
石材加工 間知石を加工中
三重県名張市谷本石材です。
現在は間知石をひたすら加工中です。
今回の間知石は、1個の間知石がホームベースの様な形をしています。
まず形を作ってからノミ切り加工をします。
間知1個に膨らみを持たせる加工に仕上げています。
1個作るのにも中々時間が掛かりますが、こつこつと石を叩いて頑張って美しい石積みを目指します!
高野山真言宗御寺院様 永代供養塔 完成
三重県名張市のお寺様の永代供養塔を製作させて頂きました。
四方梵字と光明真言を彫りました。
高野山の西南院五輪塔(鎌倉時代)を参考にし、手加工での製作です。
空・風・火輪の部分で一石、水・地輪の部分で一石、蓮華(返り華)・基礎石で一石、3つの部材で出来ています。
少しでも地震に強いものになればと思い、今回この様にいたしました。
未来に残してもらえるように、昔の職人に負けないように、美しい石塔を作る事を心がけました。
石で茶碗を作ってみました。
ちょっと空いた時間に、余っている素材で石製の茶碗を作ってみました。
大きさは約12㎝丸 高さ約8㎝ 神奈川の本小松石(安山岩)で作りました。
内側は磨いて、外は磨いているところと磨いていない所にし、遊び心をもってデザインしました。
石は重いので薄く軽くするのが課題です。慎重に薄く削っていき、なんとか400gを切ることが出来ました。
出来上がった茶碗を見て、石の器も良いもだと思いました。(自画自賛・笑)
これからも、感じた事やひらめいた物を、楽しみながらものづくりをしていきたいと思います。
奈良県山添村 不動院 落慶法要
数年前から始まった本堂の立て直し事業。ご住職がこのお寺に来て下さった頃からの悲願でもありました。長年雨風にさらされてきた本堂はあちこち痛み、少し手を加えただけではどうしようもないくらい痛みが著しかった。
檀家様のご理解を得て着工。一番最初に入ったのが当社でした。境内にある文化財である石の宝筐印塔や石燈籠、十三重の塔、観音様の解体からでした。数年の間に、様々なお仕事に携わらせて頂きました。
本堂前の石張りをさせて頂きましたが、どこにでもある様な物ではなく、石工の技術を発揮出来る仕事がしたいと思い、延石から板石まで、一打一打手打ちで作らせて頂きました。参考モデルは京都の東寺です。
昔のあたりまえは今の当たり前ではありません。近年の神社やお寺の石工事は、ほとんどが海外製品ばかりです。どこの石工事も差が無く同じです。近年では板石の厚みは3㎝程です。石屋に一番求められるのは、コストの削減です。海外の製品にコストで勝てるわけがありません。コスト重視の仕事では、石工事の大切さや良さは伝わりません。石工の仕事も知ってもらいたい、見てもらいたい。そんな思いから、ご住職にこんな雰囲気の参道をさせてもらえないかとご提案いたしました。
ノミ切りは、薄い石には出来な加工です。分厚い原石のままでノミ切り加工をして、石を機械で薄く切って一枚ずつ寸法切りをします。昔ながらの物は一枚が分厚く、地面に面する所は見えなくなってしまうので、非常に贅沢な作りになります。私がどれだけ技術を身に付けても、石工と言う仕事に熱い思いを持っていても、それを生かす場がないと何の意味もありません。この様な機会を下さったご住職に、心から感謝いたします。
それから数年。平成最後の年である今年、平成31年4月に落慶法要を迎えることが出来ました。
お寺の本堂がメインですが、参道にも目を向けて頂けたら嬉しいです。
石燈籠の火袋が完成しました
前回の続きです。熊本県の神社にある石燈籠が、2016年に起きた地震により倒壊し、石が割れてしまったので新しくするという事で、今回熊本県の石屋さんから8個の火袋の依頼を頂いていました。それが先日無事完成いたしました。
6面全てに必要な所をノミ切りをします。それが終わると、角を作っていきます。
電動工具で切り込みを入れて、ノミで荒取りし額彫りをしていきます。
荒取りした面をエアービシャンで平らに仕上げます。
ビシャン面をノミ切りしていきます。
そこまで仕上げたものをボーリングで穴を開けます。
ボーリングで抜いてから中を長ノミで仕上げます。
ボーリングで穴を開けたところをノミで仕上げます。
こんな感じです。中もノミ切りで仕上げました。
額のふちも細いノミで仕上げます。
こんな感じに完成です。
反対側はこんな感じ
一度に8個もの火袋の製作はしたことが無かったため、中々大変な作業でしたが先日熊本県へ搬送致しました。
大変な作業でしたが、造っているときは無心になれるのでとても楽しかったです。
自分が作った物が手から離れるときは、安心とともに寂しさも感じます。
この様な仕事の依頼があることに、心から感謝しています。
自然石を利用しています。
数年前地元の精肉店さんから、畜魂碑のご依頼を受けて制作しました。
この石は、牧場から出た石です。
自然石に少し手を加えて制作しました。
花立て、香炉等も全て牧場から出た石です。
大概の石は加工出来ます。
熊本県の石燈籠の修復をしています
熊本県の石屋さんから、地震で倒れた石燈籠の火袋の加工を依頼されました。
火袋の数は合計で8個、石は岡山県の万成石(まんなりいし)です。
先日万成石が届き、早速加工しています。
地方からもご依頼頂き大変ありがたいです。精一杯、作らせて頂きます!
三重県の石造美術品
先日、妻と三重県の浦村まで牡蛎を食べに行ってきました。ここ数年、浦村まで牡蛎を食べに行くことが楽しみになっています。
浦村のかきたろうさんです。
こちらの牡蛎は、まず身が大きいのと、ぷりぷり感が半端ないです。それと一番は、臭みがなくてとても食べやすいです。牡蛎が苦手な方も、こちらの牡蛎なら食べられるんじゃないかなと思います。
それと、牡蛎小屋の中では、メニューも豊富だと思います。
今年もとてもおいしかったです。またシーズン中に何度か行きたいと思っています。
その帰りに、今回のブログタイトル通り、石造美術を見てきました。
ずっと行きたいと思いながら、やっと見に行けました。本で偶然見つけた経塚郡です。
本によれば、伊勢湾台風によって木が倒れ、偶然現れた経塚郡らしいです。建ってるもののほとんどは、番号が刻まれているので、台風以降に作られたレプリカだと推測します。
しかし、色々な形があり、見ごたえがあります。復元を指導された先生、また復元された石工さんも大変素晴らしいと思います。
平安の年号があるものもあり、本当にその昔にこれだけの色々な形がこの地にまとまって建てられたのか、とても興味深いです。














































