2022三重県技能士会ものづくりフェア 勾玉づくり体験をしてもらいました。

三重県松阪市にある三重こどもの城でものづくりフェアがありました。

石工ブースでは勾玉づくり体験をしてもらいました。
開演前からたくさん並んできてくれました。
用意していた個数は開演前午前の部・午後の部共に予約で埋まりました。
体験していただけなかった人ごめんなさい。

午前の様子。

午後の部

どちらも大盛況でした。
子どもたちは一生懸命作ってくれていました。
来て頂いた方ありがとうございました。


私も一つ見本で作りました。

次回は来年の1/29(日)に鈴鹿イオンであります。
ご興味のある方は来てください。

三重県名張市の神社様。石積み工事スタート。

名張市の住宅地の中にある神社様の石積工事を受注させていただきました。

まずは基礎の掘方から。ダンプとユンボを借りてきて約40mの長さを掘って行く。
掘り方だけで5日程かかり、土もたくさん出ました。

その後生コンを打つ型枠を設置して生コンを流し込み、全部で7.75㎡も入りました。

これでベースは出来上がっていますが、これからが石工の仕事です。
高いところで8段もの石積み

腰をやってしまいそうですが頑張って積んでいます。

石の積み直しをしました。

荷物の配送をしていたトラックがもみじの木にぶつかってしまい、その勢いで木が倒れかけ、木の根元に積んであった石積が押し出されて膨らんだので見に来て欲しいとのご依頼を受けました。

まずはもみじの木を元に戻さないといけません。山側の木の根元を掘って木を引っ張り起こす。なかなか根が張っていて引っ張り起こせなかったので最小限の根を切らせてもらって引っ張り起こしました。

元の位置よりも高い位置に植え直しさせていただきました。
その後はもみじが枯れないことを祈りつつ石積の修理作業に突入。

まず、写真を撮って石を解体。数が少ないので番号を振らなくてもOK。そのまま2段石を下ろし、石を押してる土をどけて元の場所に石を積みなおす。
昔は石を積んで後ろに石を詰めてあったと思いますが、今は補強でセメントを入れました。
そして最小限にすきまに目地を入れて石積完成。

斜面も土を入れて締め固めて復旧。

そしてお客様の要望で崩れた土の上に杉苔張り付けて完成。苔が枯れないように、毎日お施主様が水やり頑張りますとおっしゃられていました。