日本一の職人を決める技能グランプリの審査員をしてきました。
2/19~2/22まで、愛知国際展示場にて、職人の日本一を決める、2年に一度の技能グランプリが開催されました。
昨年のコロナの影響で開催が危ぶまれていましたが、なんとか開催できました。
しかし参加選手は少なくなり、石工職種でも24人から13人へと辞退者がありました。こればかりはしかたがない事です。
13名の参加者の方々は、日々の努力を形にするため、精一杯力を出し切り大会に向き合われていたと思います。
いつも選手の皆様の熱意には頭が下がります。私も3回目の審査員ですが、選手に安心して頂けるようにジャッジをするように心がけています。
大会は2日間に分けて合計8時間を終えていざ審査。3班に分かれて寸法から出来栄えまでをチェック。あらを探しているようで心苦しい時ではありますが、順位を付けるのが審査員の役目なので、厳しい目で作品と向き合いました。
そして今回は私の修行先(岡崎)の大先輩である栃木県の鈴木さんが優勝。
誠におめでとうございます!!
おしまない努力の成果がより良い作品を作りだす。
そんな職人道を皆様とこれからも切磋琢磨していきたい。
人間を磨いてこその職人技。
良い環境で後世に受け継いで頂けるようになればいいな~と思います。
選手の皆様。本当にお疲れ様でした!!