五輪塔 開眼法要
石材店を通じて作らせていただいた、手作りの五輪塔。製作者として、私まで開眼式にご招待頂きました。
設置の時に、すでにお施主様には見て頂いてあったので、この日はまだリラックスして参加させて頂けました。
天候にも恵まれ、すごく良い開眼日和でした。開眼には、3人の息子さん家族もこられており、初めて会わせて頂いた私にご家族の方のご紹介、また私の紹介もして下さいました。無事に開眼法要が終わり、塔を見ながら雑談。手打ちの事、現場のでの微調整の事、私の経歴など詳しくご紹介してくださいました。息子さん達は、この日初めて五輪塔を目にされました。
この五輪塔は、お施主様ご夫婦の生前墓で、息子さん達に、ここに私たちが眠るんだとご説明されていました。また、御長男さんには、隣にお墓を建てるんだよと、未来地のご説明もされていました。
お話をされているのを聞きながら、またお施主様のご依頼で、台座部分に私の名前も刻ませて頂いた以上、これからも頑張り続けないといけない。期待して頂いているんだと受け取りました。
私に期待してくれる方々がいて下さるから、私はこれからも作り続けられる。私の石屋人生は、「石工の道」。作る事しかない。これからも、前だけを見て頑張り続けます。